船の屋根
船上デッキで雨天時に結婚式を実施するため、容易かつ短時間・安全に仮設の屋根を設置するために今回、当社のエアドームテントを採用していただき、ご依頼いただきました。
仕様
サイズ | 外径:W6600 L16510 D600 H1650 内径:W5420 H1050 |
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材質 | ナイロン布地・ターポリン布地・透明ビニール生地 |
構造品 | 本体・送風機 |
電気容量 | AC100V 300W×2台 |
仕様 | 本体を2分割のパーツにしそれぞれを結束して連結 膜体底面のループと船内の手すりをロープで結束固定 |
オプション | 10分の1スケールミニチュアモデル |
製作工程
3Dイメージにて、船に設置する屋根の造形の大きさから窓の位置、パーツの分割についてなど詳細にわたって確認しました。最後に実際の船に設置した状態を撮影した現地の画像に3Dイメージを合成・はめ込んだもので確認しました。
イメージの確認後、型紙を展開し作成。今回の屋根の造形は奥行が15mほどもありかなり大きな造形です。イメージ上では問題なくとも実際に製作した際に問題がないとも限りません。そのため10分の1サイズのミニチュアモデルを製作して造形の不安点の洗い出しを行いました。窓の位置なども問題ないか、ミニチュアモデルにも本番さながらに透明ビニールで窓を作り、外が見えるか確認しました。ミニチュアモデルで設計には問題ないことを確認できましたが、船に設置するにあたり、造形本体が大きいため、1つにまとめるよりパーツで分割して現地に持ち込んだ方が設置しやすいことから分割製作することにしました。船への設置方法の確認のため実物大で試作品を製作し、試作品を実際に船に設置して問題がないかの確認も行いました。
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設置手順
ワゴン車で運んできた本体一式を台車に乗せて船内まで運び、船内に汚れ防止のシートを広げた後で本体をパーツごとに広げてまず連結させます。連結させたら造形を船の手すりなどに仮結束します。その後送風機を造形に接続し、送風機を船内の電源とつないで稼働させたら造形が膨らむまで待ちます。膨らみきったら造形の位置を整え、船内に造形をロープで結束固定します。これで設置は完了です。
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透明材質を用いる際の注意点
設置前・設置後